年末年始、ぼんやりと考えていたのですが、
今(も、昔も)「相手本位のおもてなし」の心が大切。
ユニクロは、幅広い商品ラインナップを、高品質低価格で揃えている。
一言で言ってしまえばそうかもしれない。
・シャツひとつみてみても、低価格でも、いわゆるお土産もののようなシャツ
じゃなくて、手触りもよく、ちゃんとしたシャツ。
・シンプルなデザインが多い。
その代わり、たくさんのカラーを用意している。
これって、「相手本位のおもてなし」だと思った。
値段が安い、というのは、これもまた難しい概念だ。
要は、買う人が、「安い」と感じれば、それは「安い」のだから。
何着も買えるくらいの金額だけれど、街に着ていけるくらいのクオリティ。
でも、私は黒色がいい、私は、赤色が好き、私は青色が好き。。。
人の、好みは、非常に多種多様だ。
企業がより利益を出すためには、たくさんの人々にたくさん買ってもらうか、
少数の人々に大量(もしくは大金)に買ってもらうしかない。
・あなたは、この手触りの良いシャツどうですか?
・あなたの好きな色は、この色ですか?
と、お客様に問わずとも、(お客様が欲するものを)最初から用意している。
これが、「相手本位のもてなし」の心だと思った。
企業が、黒字だろうが、赤字だろうが、業績が右肩上がりだろうが、
右肩下がりだろうが、お客様個人には全く関係の無いこと。
・あなたがほしいものは、なんですか?
(教えてください!なんでも欲しいものご用意しますから!)
と、聞かずとも、
・いらっしゃいませ
(どうぞご覧ください。あなたが欲しいものは既に取り揃えております)
だけですむ。それだけの準備をしているのだから。
御用聞き、ではなくて、(ニーズを分かった上で)先回りして導く。
自身の果たす役割を、その延長線上に置いている。
相手本位に考えて、おもてなしの心を忘れないでいたい。
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