昨日、M氏にお誘い頂いて、「インビクタス」を観に行きました(&その後はIMAX 3D版アバターも観ましたw)普段、スポーツに全く関心の無い私ですが、一言で感想を書くと、、、「感動したっ!」。いや、まじで。
▼インビクタス 予告編 By YouTube
ネルソン・マンデラが大統領に就任したのは1994年。今から約16年前で私がちょうど10歳の頃。当時の記憶はほとんど無く、確か高校生の頃に授業に出てきた気がうっすらするくらい。
アパルトヘイトという人種隔離政策下にあった南ア初の黒人大統領になった「ネルソン・マンデラ」と「南ア代表ラグビーチーム」の物語。アパルトヘイトの象徴になっていたそのラグビーチームを応援する白人と、常に対戦相手を応援する黒人。そこにはこの問題の縮図があった。
「ラグビーで政治を動かす?」と聞かれ「人の心を動かす」と答えるマンデラ。全てを飲み込んで、ラグビーを通して国がひとつになっていった実話。
どうしても勝てないラグビーチーム。「実力以上のチカラを発揮するためにはどうしたらいい?」最初はマンデラからのトップダウンで命令があったから動いた選手たちだけれど、「誰が応援してくれるのか?」に気づいてから流れが変わる。当時だと、それまでの固定概念が吹っ飛ぶほどの行動に、まず感動。
「我が運命を決めるのは我なり」、「我が魂を征するのは我なり」。30年以上自分を閉じ込めてきた人(白人)を許せる人、マンデラ。見通す力、実行力、指導力、信念、精神力、、どれをとってみても、感動するほどに勉強になる。
「聞こえるか?国の声(国歌)が聞こえるか!?」球場に足を運んだ6万千人の観客だけじゃない、4,300万人の声に応えるクライマックスは、もう涙なくして見られない!ほんとに、まじで良かった。ありがとう。