トルコ石とトルコ絨毯

トルコ 旅行

トルコ石とトルコ絨毯

長年トルコに行きたいなと思っていたので思い切って年末年始休暇を使って訪れてみました。最初に到着したイスタンブールは思い描いていたとおりでそれはそれはとても素晴らしい街でした。その素晴らしい街についてはそのうち書くかもしれませんが、今日はトルコ石とトルコ絨毯の思い出です。

一緒に旅した友人が母親と姉にトルコ石を買いたいというのでバザールを巡ってみることにしたわたしたち。バザールにあったトルコ石を手にとって見るとそれはそれはツルツルしていてとっても軽かったのです。まさかとは思いますが、まるでプラスチックのようでした。

何件か見て回ったけれどもどこも同じような感じ。バザールに置いてあるようなトルコ石はあかんということがわかり街をぶらぶらしていると、街角にある一軒のお土産物屋さんが目に付き入ってみました。そのお店には日本語が話せる人が3人いていろいろと教えてくれたのでした。

まずもって海外で日本語で話しかけてくる人は現地人であれ日本人であれとりあえず疑いましょう。という原理原則は一旦横において、とりあえず日本語でいろいろと営業してもらうことにしました。

するとお店の亭主いわく、トルコ石(ターコイズ)は中国産やカザフスタン産が多いらしくトルコではあんまり採掘されないのだそうなんだけれど、そのお店は産地直送で契約を結んでいるのでトルコ産のトルコ石を使っている、という説明でした。「まぁ、産地が違うだけでトルコ石には変わりないけどね、ハハハ。」なんて笑いながら。

触ってみるとバザールで売っているようなものとはさすがに手触りが違います。さらに亭主が見分け方はこうだ!とばかりにトルコ石をガラスのショーケースにガンガン叩きつけます。乱暴だがこれで傷つかないのが本物だそうだ。

トルコ石は長年身につけているとだんだん色が変わっていくのが魅力だと付け加えた後にふと、「ところで、彼女はいないの?僕はシンガポールに住んでいる日本人の彼女がいるよ、結婚するかはまだ悩んでいるけど」と話題をふりはじめる亭主。

シンガポールに住んでいる日本人の彼女、というレアケースに突っ込みたい気持ちをぐっとおさえつつも友人は「いない」と答えると、亭主は「うーん残念だね。そうだ、未来の彼女に買ってかない?3つセットにしたらお安くしておくよ」と言いながらトルコ石の重さを図りながら電卓をパチパチと叩き始める。

そこから長々とセールストークが続いたあとになんと友人が買うと言い出したのである。なかなか日本人をくすぐるセールストークだったと思う。友人が「保証書」付きのトルコ石を未来の彼女分も含めて3つ買ったのでした。

すると次に亭主がせっかくだからトルコ絨毯も見ていかないか、と2階に上がることを勧め始める。チャイかアップルチャイか、ちょっと粉っぽいトルココーヒーを飲ませてくれると言うのだ。これも友人が見るだけ見ていくかというので2階に上がることにしました。

私はアップルチャイをチョイス。ここで亭主は違う人にバトンタッチして絨毯の専門家が登場する。彼も日本語が話せるようだが、次々と絨毯を床に並べ始める。

絨毯はペルシャ絨毯が有名だが、トルコ絨毯の方がもっと丈夫で素晴らしいこと、1cm四方の中でどれだけ織り込まれているかで丈夫さやなめらかさが変わること、草木染めと何も染めていないものがあること、すべて職人が手織りしていること、これらのきめ細やかさで実際に足で踏んでみた時の気持ちよさが違うこと。トルコ人はことのほか絨毯を大切にする文化であること。アンティークは人気だからトルコ絨毯は古くなるほど値段が上がるから買った値段よりも高く買取ること。

などなどが次から次に力説されます。さらにテレビショッピングさながらに、私達のお店で買うと日本のあなたの家の玄関まで追加料金なしでお届けすることを何度もアピールしてきます。そして殺し文句として「何が問題ですか?言ってみてください」と付け加えます。

そんな話しをひたすら聞きつつ、アップルチャイをおかわりし、面白がって友人に勧めまくっていたのも飽きてきてそろそろ帰ろうかと思った頃、突然友人が「おれ、こういうものに価値があると思う。絨毯やったら使うし買ってもいいかなって思う」と言い始めたのでした。

おっとこれはマズイ。家に布団屋さんの営業がやってきて高い布団を売りつけられているカモを見ているようだ。だってその絨毯、70万円って言ってるんですよ。

あまりにもノセすぎた自分に反省しながら、彼の気持ちを傷つけないようにゆるやかに思いとどまらせるためにクローズの呪文を唱え始めました。最後は、私が買うのを悩んでいた絵画を見に行きたいからその時間でゆっくり考えてみようよとなだめます。

すると最初の亭主がなぜか、「そのお店知ってますよ。私が値引き交渉してあげましょう」と言い始めます。

その絵画は古いペルシャ文字で書かれた古い布のような古文書の上に紙を貼り絵を描いたもので、同じ作者が描いた作品がいろんなお店で売られていたためなんとなく相場はわかっていました。めんどくさいなと思いつつも一緒に絵画のお店に行きます。

そこで亭主が値引き交渉を始めます。即答で断られます。笑

それでも買うことを決めていたので買ったのですが、今度はその絵画に合う額縁をタダで作ってくれると言うのです。なんとラッキーなことでしょうか。オーダーメイドで作ってくれるというのでその間観光に出て夕方取りに戻ってくるこを約束しお店を後にします。

もちろん、額縁を取りに戻ってくるからまたセールスできると思ったのでしょうけれども、なんにせよラッキーでした。

観光中に友人の高ぶる気持ちを鎮めたてまつりまして、夕方に戻ったら本当に額縁を作ってくれていたのでお金払うよと申し出たのですが「僕は約束したことは必ず守るから、お金はいらないよ。さぁ2階へ上がろう」と言いまた2階に上がります。笑

またアップルチャイを飲みながら同じ話しを聞かされ、それでも振り切って断って帰った友人を見て、成長したなと嬉しくなりました。旅は人を成長させるのですね。さらに私は絵画の額縁をタダでゲットできてとっても満足です。

その後イスタンブールからカッパドキアに移動して観光している時に時間が余ったので政府が運営していると自称する絨毯博物館に行ってみました。その博物館にも日本語が話せる人がいて、

実際に職人さんが絨毯を織っているところや、

絹糸をつむいでいるところなんかを見せてくれました。その後はまた広い部屋で絨毯を広げてイスタンブールのお店と同じような話しがはじまり、徐々にセールストークが冴え渡っていきます。関係ないですが、アップルチャイはおいしいです。

たまたま、イスタンブールで見せてもらった絨毯と同じようなサイズで同じような柄のものがあったので値段を聞いてみると20万円でした。なるほど。そもそも時間をかけて粘り強く営業を続けるということはそれだけ利幅が大きいということなんでしょう。

さらに、中古の絨毯は新品よりも高くなるのかと聞いてみたところ、「アンティーク、つまり100年以上経過したもので状態が非常に良いものであれば、そういうこともあるでしょうね。」と、だいぶトーンが違います。100年後のことなんて誰もわからないですしね。

本稿で旅したイスタンブールも含め、世界のいろんなところを旅して撮りためた写真たちはこちらにまとめています。


旅行のおすすめな予約方法

1つ目は「航空券」を探します。各種航空会社のマイルを貯めるよりかは、LCCを活用して格安航空券で行くことの方が結果的に安くなるので多いですね。食事は楽天プレミアムカード付帯のプライオリティ・パスを使って空港ラウンジで食べるので不要ですし、最近はLCCも快適になってきました。

まずスカイスキャナーを使って航空会社のサイトやチケット販売サイトを横断して検索します。その後は各航空会社で直接購入するか、ポイントを貯めるためにエクスペディアを使うなど、一番安くてお得なものを探します。

2つ目は「ホテル」探しです。私は10泊した宿泊金額の平均分の金額で1泊分無料になるHotels.comを仕事の出張時でも使っていますので、出張で宿泊数を貯めてプライベートで宿泊特典を活用しています。他には航空券とセットで予約すると割引があるエクスペディアもいいですね。

最後は現地で遊べる「アクティビティ」探しです。現地に到着してから例えば文化や歴史・芸術を深く知るために博物館や美術館を通訳付きで巡りたい。少し離れたところなどでクルマをチャーターしてガイド付きで観光したい。気球に乗ったり、バギーに乗ったりといったことでオプショナルツアー予約のVELTRAを使っています。他にもタビナカや日本国内だとアソビューなどがあります。


ベルトラ

話しはそれますが、海外旅行が大好きな私の旅の持ち物リストはこんな感じです。


記事が気に入ったらサポートしてもらえると嬉しいです。いただいたお気持ちは旅の手荷物など、大好きな海外旅行のアイテム購入資金にさせて頂きます!

Amazonギフト券でサポートする


この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
Tetsunori Yuasa

Tetsunori Yuasa

1983年9月8日 福岡県生まれ東京在住。住んだことがあるのは福岡・大阪・東京・ハノイ・名古屋。海外旅行、Netflix、漫画、寝ることが好き。詳細なプロフィール、旅した世界の写真たちまとめ、ご質問は質問箱まで。連絡先 tetsunori.yuasa@gmail.com

コメントを残す