二つのグループの子供にとって唯一の違いは、目標活動がごほうびをもらう条件だったかどうかである。すなわち、ある作業をある目的のための手段と認識した場合、その作業を行ううえでの創造性は決定的に低下すると考えられる。
別の言い方をすれば、ある活動は別の活動の報奨と知らせるだけで、活動の創造性は低下する可能性があるということだ。
内的な動機とクリエイティブな活動には相関関係が存在するという。内的モチベーションが高い時、つまり自分のやっていることに情熱をもてるとき、創造力はほとばしり出る。ところが外部からの期待や報奨は内的モチベーション、ひいては創造力を殺しかねないというのだ。
業績をあげようという意欲は外的なインセンティブではなく、内なる動機づけから生まれる。
いい仕事がしたいという願望、それに尽きるのだ。
内なる動機。大事にしたいものです。
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