ゴールデンウィークも残すところあと数時間になりましたので、後半に見た映画やドラマをざざーっとまとめてみます。
まず1本目は「ショーシャンクの空に」。無実の罪で捕まり終身刑となったエリート銀行員主人公と、同じく終身刑の先輩たちと何十年にもわたり培われた友情の物語、かな。刑務所の中でいわゆるシャワー室の○?△もありつつ、真面目に刑に服する主人公。
刑務所には図書館が必要だと毎週1通の手紙を6年間出し続けて降りた予算で図書館を作ったり、寄贈された本の中に入っていたレコードを刑務所の中で服役囚に向けて放送してしまうあたりが印象的。
「必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」という名言を残しつつ、塀の内側で何十年も暮らしている囚人たちの心情表現が豊か。名作ですね。
2本目は「96時間リベンジ」。スーパーパパの物語。前作では、かわいい愛娘を誘拐されて救い出すヒーローだったが、誘拐犯にも親兄弟がいて逆恨みされ、今度は別れた妻や娘の3人がターゲットとされてイスタンブールの街を駆け巡る。
イスタンブールでロケの為にエキストラを雇ったのではなく、普通の生活の中での撮影だけに映像がとてもリアル。
襲い来る敵、たたみかける大勢の敵を相手に主人公のスーパーパパの超人技が炸裂。常時スリリングでスピード感があり、あっという間に見終わった。はずれなし。
3本目はドラマ「ロングバケーション」。伊勢さんのイチオシということで見てみてましたが、実はこの超有名ドラマを観るの初めてでした。
噂のスーパーボールのシーンなど、これかぁ〜なんて思いながら。
「これでいいのかと振り返ってみたら31歳、人生の節目にぽっかりあいたエアポケットのような時間=神様がくれた長い休み=ロングバケーション」ということでロンバケ。
Oh!!!おれも、もうすぐ30歳。ろーーーんぐろーーんぐバケーションいっちゃう?
4本目はアニメ映画「ナルト ROAD TO NINJA」さん。ナルトのコンプレックスをえぐるような、敵マダラの罠に立ち向かう。
誰もが持っているだろうコンプレックスや願望を叶える夢の空間があったとして、そこにいることは幸せなのだろうか。そんなことを考えながら、それでも立ち向かうのか。
映画はもちろん立ち向かうのだけれど、実際に考えてみるとなんだか心をえぐられるというか、難しいことなのかもしれないね。
最後は「のぼうの城」これめっちゃおもろかった。人間力で切り抜ける「のぼう=城代」。強い者が弱気ものをいじめ、才ある者が才なき者をいじめる、そんな世の中はいやじゃ!
一見するとただのデクノボウ、うつけなんだけれど、俯瞰してみると人間力の豊かな人だと気づく。500人の手勢で石田三成率いる2万の軍勢に立ち向かう時も、遠足にでも行くかのような物腰。
自分はとてもああはなれそうもないけれど、のぼうが好かれる理由はよく分かるよ。どんなに苦しくても厳しくても、楽しく乗り切れる、笑いに変えられる人になれたらいいな。
というところで、ゴールデンウィークが終わってしまうなり。。本当はオレンジデイズも観たかったんだけれど時間切れなのでまた別の機会に。